顔面神経麻痺の記録・2【発症~発症1週間】
翌日、紹介状の病院を受診。
採血・聴力・骨導・チンパノ・胸部レントゲン検査を受けました。
診断はやはり顔面神経麻痺。
検査を受けたのは、既に処方された薬が継続可能か確認するためでした。
糖尿病・肝炎・肺結核に該当すると、それができないとのこと。
結果、何も問題はなく服薬治療を継続することになりました。
処方された薬
医師から伝えられたこと
- ステロイドの段階的な服薬*をしていく
- 力を入れた表情を無理につくらないこと
- ストレスの原因を避け、深刻に考えすぎないこと
段階的な服薬*=1日2回 / 3錠 → 1日2回 / 2錠・・と、徐々に減らしていく。
病院へ持参して良かったもの
- 発症前からの様子を記載したメモ
- 現金(この日の会計が約10,000円。病院によるものの、持参すると安心)
- 薬(午前中から病院だったので飲み飛ばしがないよう昼の分を持参)
発症から1週間後、顔面筋電図検査(ENoG検査)を受ける
顔面筋電図検査(ENoG検査)のため、再び来院しました。
この検査は、
- 発症1週間ほどで受けると適切
- 顔面神経がどれくらい残っているかが分かり、予後の見通しができる
- 麻痺した側と麻痺していない側の両方の顔の表面を電気で刺激する
- メイクはしない(油分で器具が外れやすくなり時間がかかってしまう)
と、医師と看護師から説明を受けました。
顔面にピリピリは感じますが、痛みはそこまで感じませんでした。
(私は痛みにとても弱いです)
結果のスコアが以下の通りでした。
目のまわり:26%
口のまわり:19%
・・・ショックで言葉が出ませんでした。
ただ、医師によれば決して悪い結果ではないと言われました。
一般的には10%をきると治療が長引いたり、後遺症の可能性も出てくるそうです。
引き続き服薬治療をすることになりました。
処方された薬
発症~発症1週間の状態
- 頭痛は継続していた(医師確認の上で、他医療機関で処方された頭痛薬を服用)
- うがいができず、水が飛び出てしまう
- 真顔でいても口まわりの強張りがはっきり分かる
- 服薬して30分位すると麻痺側の頬にほぐれる感覚があり、少し楽になる
- 乾燥により麻痺側の目から涙の量が増える(発症1週間までは市販の目薬使用)
- 完全には目を閉じられないため、洗髪時のシャンプーが目に染みる
- とにかく不安で、気持ちの管理がむずかしい
医師から伝えられたこと
- 無理に顔を動かそうとしない
- 深刻に考えすぎない
発症から1週間経過したこの日、ペインクリニックの紹介状をもらいました。
服薬治療と並行して「ブロック注射」を受けられることを知りました。
紹介状があると効率が良いと今回のことで感じました。
初めての受診で予約がスムーズに取れるだけでも、治療中は助かります!